若狭高浜の海の魅力

■最高ランクの水質

高浜町内の海水浴場の水は、いずれも透明度が高く、水質検査においても常に最高ランクの評価を受けてきました。 ブルーフラッグの認証取得に際して実施された水質調査でも、例えば糞便性大腸菌群数であれば100ml中に250個未満であれば最上級評価であるところ、0~5個という水準です。 このような格段に美しい水質は、早くから都市下水が発達したこと、大量の雨水が流入しない地形など、多くの条件に恵まれた結果です。

若狭和田ビーチの水質調査結果

■高浜の海水浴の歴史

本町の海水浴場は、大正2年(1913 年)に京阪神の学校が来浜するようになったのがはじまりといわれます。以降、鉄道の開通や海水浴場の整備と併せて、西日本でも有数の海水浴のまちとして発展しました。最盛期にはひと夏で150万人以上を集客し、500軒以上の民宿が営業していました。

その後、レジャーの多様化、日焼けを嫌う指向などを背景に、海水浴客数は1978年頃をピークに減少し続け、2015年は町内全体で21 万人程度になっています。

■8つの海水浴場

高浜町内には、延長8kmの砂浜が広がっており、8つの海水浴場があります。それぞれの海水浴場は、砂浜の広さや混雑具合、浜茶屋の数、バーベキューの可否など特徴があり、お客さまの楽しみ方のご要望に応じて選んでいただけます。

■地元民おすすめ!高浜の海の楽しみ方

海水浴は、家族や仲間とわいわい遊ぶのが魅力ですが、一方で、日本海でも屈指の透明度と美しい景観が自慢の高浜町の海を、ゆったりじっくり味わうこともできます。 そのためにおすすめするのが平日のご利用です。海水浴期間中の土日には賑やかな高浜の海も、平日には別の場所と思うほどの穏やかさ。ビーチパラソルの下で読書するのもよし、浜茶屋の中でゆったりするのもよし。プライベートビーチ感覚をお楽しみください。
また地元民がおすすめするのが、夕方からのご利用です。人ごみも日差しも落ち着き、日焼けが苦手な方にも安心です。青葉山に沈む夕日は、日本夕日百選にも選ばれた絶景です。

■じっくり海遊びメニュー

従来の海水浴に加えて、人気が高まっているのがSUP(スタンドアップパドルボード)やシーカヤックといった海遊びメニューです。中でも高浜の海の美しさや磯の景観をじっくり味わうことが出来るクルージングは、波乗りなどのアクティブな遊びとはまた違った楽しみがあり、初心者やお子様でも楽しんでいただけます。

アクティビティ(SUP・シーカヤック)について