WHAT’S ブルーフラッグ
ブルーフラッグってなに?
ブルーフラッグとは、国際NGO FEE(国際環境教育基金)が実施するビーチ・マリーナ・観光用ボートを対象とした世界で最も歴史のある国際環境認証制度です。認証基準を達成すると取得でき、毎年の審査を通じて、ビーチやマリーナ等における持続可能な発展を目指しています。
ブルーフラッグは1985年にフランスで誕生し、特にヨーロッパでは認知度が高く、ブルーフラッグビーチは「きれいで安全で誰もが楽しめる優しいビーチ」として多くの人々がバカンスに訪れます。
~ブルーフラッグをもっと詳しく~
ブルーフラッグは1985年フランス発祥で、FEE(国際環境教育基金)が運用するプログラムです。世界で最も歴史のある環境認証のひとつで、ビーチやマリーナが対象です。認定されるためには、
1.水質
2.環境マネジメント
3.安全性・サービス
4.環境教育と情報
の4分野33項目の認証基準を全て満足し、毎年審査に合格する必要があります。
日本国内では、2016年4月に高浜町(若狭和田海岸)と神奈川県鎌倉市(由比ヶ浜)が取得し、日本初、アジア初の認定となりました。
FEE(http://www.fee.global)は世界68の国と地域に加盟組織のある世界最大規模の環境NGOの一つで、日本での運営は、JARTA(https://jarta.org)が行っています。
【主な取得のメリット】
- ヨーロッパを中心に世界中で普及している認証であり、アジア初の取得は、高浜の海が注目される大きなきっかけになると期待されます。
- 認証条件にある数値やチェックリストは、30年以上に渡って多くの専門家が練り上げてきたもの。美しい海を守っていく上で、これ以上ない目標・指標になるでしょう。
- ブルーフラッグを運営するFEEの国際審査委員会では、毎年世界中のビーチの情報が報告されます。認証ビーチとなることで、これらの貴重なノウハウを共有することが出来るようになります。
どんな海ならブルーフラッグが取得できるの?
ブルーフラッグの期限は1年で、毎年の取得が必要になります。 取得できるのは、次の4種類のことを全部満たしているビーチだけです。
キレイな海にするために
海の美しさは高浜町の自慢です。 住民のみなさんによる定期的な『浜そうじ』や、海水浴客の方にもしていただく『ビーチクリーンキャンペーン』などのおかげで、美しいビーチを持続しています。
マナーの悪い人が遊んだ後にそのまま捨てているゴミです。困りますね。
→ゴミは持ち帰るか、分別してゴミ箱へ!
海を大切に思う人々が協力してキレイな海が保たれています。この思いをずっと先まで受け継ぎ、キレイな海を保っていきたいですね。
人にやさしい海にするために
誰もが気持ちよく遊べる海はどのようなことが必要でしょう?
車イスの方も快適に遊べる海に!
道具や設備も大切ですが、みなさんの温かい協力が必要です。 「みんなにやさしい気持ち」が大切です。
安心して楽しめる海にするために
若狭和田ビーチには、水難救助員や、ライフセーバーのパトロールがあり、もしもの時や危険から守るための道具や施設が揃っています。また、一人ひとりがルールを守ることでより安全に海を楽しめます。
「若狭高浜海のルールブック」パンフレットには町内の海に共通する様々なルールが定められています。
若狭和田ビーチをパトロールしてくれる人たち
若狭和田ビーチ救護所と置いてある道具
監視員の言うことや、海のルールを守って楽しく遊びましょう!
いろんなことが学べる海にするために
高浜町の住民にとって、とても身近にある海。子どもたちの様々な教育にも役立っています。
海の生き物観察
ビーチコーミング
プロジェクトWET
~プロジェクトWET、詳しく~
プロジェクトWETは、体験型の水の環境教育プログラム。幼児から高校生まで年齢に合わせ、楽しみながら様々なレッスンを受けられます。 高浜町内では、こういった環境教育プログラムが開催できるよう、指導者の育成などにも積極的に取り組んでいます。
子どもたちが地域の海を学び、もっと海を 好きになってくれることがねらいです。