若狭高浜や石川県志賀町(高浜町の姉妹都市)の釈宗演ゆかりのスポットをご紹介いたします。
一瀬五右衛門家(生家)の敷地に、50年遠忌時(昭和43年11月1日)に建立された。
碑の彫刻文字「釈宗演禅師生誕之地」は、円覚寺派第10代管長朝比奈宗源筆による。
臨済宗相国寺派の末寺で元寺子屋。釈宗演は教育熱心な住職の印宗和尚に読み書きを習った。
また、境内は遊び場でもあった。
境内奥には印宗和尚の墓がある。
佐伎治神社鳥居前に明治43年に建立された。
碑の彫刻文字「縣社佐伎治神社」は、釈宗演筆による。
佐伎治神社の式年祭は「高浜七年祭」と呼ばれ、福井県無形民俗文化財に指定されている。
月見山上に明治44年に建立された。
碑の彫刻文字「忠魂碑」は釈宗演筆による。
元は日露戦争に出征した高浜町和田地区出身者の英霊が祀られていたが、現在は日中戦争、太平洋戦争の戦没者も祀られている。
志賀町高浜出身の高瀬清太郎氏が大正10年に建立(設置場所は高千代園跡地)。
碑の彫刻文字「高浜町開祖之碑」は、釈宗演筆による。
「高浜を日本中の人に知ってもらいたい」、「町の人に生きる誇りを持たせたい」との願いが込められている。
※安土・桃山時代に若狭高浜の漁民が夏場に志賀町で漁業をしていたが移住し、地名が高浜となった。若狭高浜と志賀町は姉妹都市である。
(c)釈宗演顕彰会